大切な方々とのランチ。
かねてから一度行ってみたかった
お店に予約してみました。
植栽ゆれるアプローチの中お店に入ると右がわに清潔そうな白木のカウンター、左がわにお庭の見えるテーブル席が並んでいます。
口コミで接客をして下さる方の質が悪いと書かれてたので気になっていましたが、この度の人はとても上品で美しく、プロとしての実績を感じる方でラッキーでした。
館内も全て拝見しました。
結納や結婚式もできるような会場、
プライベートカウンターで専用の板前さんがついて下さるお部屋など、いろいろありました。
好みはありますが、柿右衛門を惜しげもなく器に使っているのは素晴らしいとは思います。
(湯呑みの薄さはちょっと、、、。
上質な茶器は一見素晴らしいおもてなしのようで手に熱く、相手のことを考えていないという昔話を思いだしました。)
ここまで書いていて、少し苦しくなって来ました。
だってたぶん、ランチ以外に足を運ぶことはないかなあ、、、と思うから。(失礼)
いつもいつも正直に感想を書けばいいというものではないでしょうし、地元だから応援したいのは山々ですが、、、。
う~ん。
まず、利用しにくいなと感じたところが、個室の使用制限です。
個室の数はかなりあるのですが、個室を利用するには1人8000円以上のお料理を頼まなけれはなりません。
プライベートカウンターのお部屋は15000円以上のお料理です。
そこではグラスが江戸切子、薩摩切子に変わるらしいのですが、それもちょっと、、、。
棚にあったお猪口や徳利はごくシンプルなものでしたし、そこまでの特典とは考えられず、そういうところの区別は、やや残念な感じが。
お料理の好みがあえば利用する人は多いかもしれません。
でも、ランチを体験した限り、ちょっと私には。
サービスであっても、ランチ自体のコストパフォーマンスは感じられませんでした。
老舗本店の流れをそのまま汲んで、お料理は古典的な鮨会席。
例えばランチなら、サービス価格3500円程度で胡麻豆腐、ポピュラーな刺身、茶碗蒸し、天麩羅、寿司、デザートと続くわけですが、
わりかしスタンダードな内容です。
ひとつひとつは上質なのかもしれませんが、私は京風懐石のような、ちまちま手間をかけたものが好きなので、ちょっと残念。心がワクワクしませんでした。
そのあたりでは、いつも行っている
他のお店の方が私にはむいてるのかなと思います。
(でもそのお店は忙しい時の電話応対に感情がでるからイヤなんだよお)
さて、話しは戻りますが、口コミに書かれてあった減点事項に、
鮨割烹なのに、肝心の寿司が、、、というものがありました。
ここは勇気を出して、私も同感だと言いたい!
見かけは悪くないんですけど、特に寿司飯が、、、。
もしかしたら私の舌がおかしい!?
もう一度試してみたいとは思いますが、、、。
天麩羅はスタンダードであっても、十分美味しかったです。これも口コミの通り。
お庭や設えに隙があるのが気になりますが、清潔感があり小ぎれいなので、まあまあかな、、、なんて偉そうですが、そんな感じでした。